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自治医科大学大学院の早田邦康准教授(医学博士)は2005年、食物に含まれる天然成分のポリアミンが炎症を強力に抑制する作用を見出し、08年にはポリアミンがマウスにアンチエイジング効果を発揮することを確認した。
マウスにポリアミン濃度の高いエサを与えると、寿命が長くなるとともに年をとっても元気で動き回っていたことから、同じ哺乳類である人間もポリアミンをたくさん食べると血中のポリアミン濃度が上昇するのかどうか試した。この際に用いたのが、納豆である。
納豆は(1)素材の大豆に多くのポリアミンが含まれる(2)発酵の過程で微生物が合成するポリアミンが含まれる(3)腸内環境を整え、善玉菌によるポリアミンの合成を促す食物繊維が多く含まれる——三拍子そろった高ポリアミン食の代表格。実験では約2か月間、毎日納豆を1パック以上食べ続けたグループ全員の血中ポリアミン濃度が上昇した。ポリアミンが豊富な食品は納豆だけではないが、食べ続けることによって血中ポリアミン濃度が上昇することが確認されているのは、現時点では納豆だけである。
現代社会では健康志向の高まりに伴って様々な健康食品が氾濫し、情報も錯綜。そうした情報の中には、科学的根拠に乏しいものも少なくない。
そのため本書では、早田准教授が自らのグループの研究結果で、審査のある学術専門誌に発表されたものを中心に紹介。序章と第1〜6章、終章にまとめ、「Q&Aで知る健康食品との賢いつき合い方——氾濫する健康情報、どこまで正しいの?」「実験結果:ポリアミン濃度の高いえさを食べたマウスは元気で長生き。高ポリアミン食である納豆を食べた人の血中ポリアミン濃度が上がった!」「『サラサラ血液』と『ドロドロ血液』の意味は?——納豆に含まれている血栓をできにくくする成分の正体とは?」など、医学的な知識と様々な研究によって得られてきた成果を元に解説している。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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