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食用植物油の2008年の国内需要量は、前年比2.3%減の235万3,000トン。パーム油は相対的な割安感と食用への利用拡大によって前年に引き続き増加したが、大豆油などその他は価格高騰による製品の値上げや経済状況の悪化を背景に減少した。
供給量も前年比0.4%減の250万5,000トン。菜種油の生産が好調に推移し、植物油全体の輸入も増加したが、大豆油の生産量が54万2,000トンと前年と比べて5.9%減少した。
今年は国内消費が軟調に推移し、パーム油は引き続き割安感が続くと見られることから、3月時点の見込みは需要が前年比0.3%増の236万トン、供給は前年比0.5%増の251万7,000トン。菜種油もほぼ予想どおり推移しているが、大豆油は見通しを下回って推移している。
05年から調査している大豆と菜種の月別の圧搾量を見ると、今年の大豆圧搾量は昨年を下回っている。これは、大豆相場の高騰を受けて一時的に割安感のある菜種油に転換されたことが要因と考えられる。パーム油の今年1〜9月の輸入も昨年同期と比べてやや減少しているが、景気の低迷によって植物油全体の消費量が減少傾向にある中で健闘しているといえる。
08年の大豆の国内需要量はすべての用途で前年を下回り、前年比6.5%減の395万3,000トンだった。大豆油の生産量は前年比8.0%減の280万2,000トン、食品用大豆は前年比0.8%減の103万7,000トン。
供給量は前年比10.3%減の386万4,000トン。国内生産量がやや減少し、輸入も371万1,000トンと前年と比べて10.8%減少した。輸入はブラジルやカナダからは増加したが、米国や中国からは減少した。
今年は製油用、食品用ともに減少が予想されるため、国内需要量は前年比1.2%減の390万5,000トンの見込み。1〜9月までの利用実績を見ても、今年は昨年より1割ほど下回っている。
輸入はカナダからが昨年同期を上回っているものの、中国からは昨年の5割程度、米国からも1割以上減少している。ただし、米国は日本が使用する大豆の約7割を輸入している大切な供給先であることに変わりはない。
大豆ミールの需要量については、08年後期に割安感のある菜種ミールに転換されたこともあり、前年比5%減の380万5,000トンで、供給量は国内生産が大豆の搾油減少によって前年比6.5%減の213万7,000トン、輸入が前年比1.4%減の168万2,000トンだった。
今年の需要量は、畜産農家の倒産や経済状況の悪化による飼料需要が減少傾向にあり、菜種ミールの割安感もなくなることが予想されることから、前年比0.1%減の380万トンの見込み。
また供給量は大豆、菜種ともに搾油の減少が予想されることから、前年比0.4%減の392万1,000トンと見込まれている。
今年9月までの供給実績を見ると、国内生産が前年比15%減の137万7,000トン、輸入が8・6%増の145万8,000トンとなっている。大豆油の消費量が減少し、圧搾量が減っていることから当然、大豆ミールの生産量も減っている。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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