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4月1日に宇佐市と合併した旧大分県宇佐郡安心院町は、大豆の生産で活気付いた町として注目を集めている。国産大豆は現在、価格は高騰し、しかも量不足とあって、原料大豆に国産大豆を標榜する業者の多い豆腐業界を悩ませているが、安心院町に限っては「大豆で元気な農村」ぶりを発揮、昨秋は「農林水産祭・むらづくり部門」で最優秀賞に選ばれるという元気ぶり。そうした安心院町へ「せめてものあやかりを」と視察に訪れる人も多い。
大分県宇佐市安心院町松本地区は通称「イモリ谷」と呼ばれている。この地区に都会からのUターン組も加えて56世帯(176人)が住んでいる。UターンだけでなくIターンもおり、それを加えて3割が都会から移住した人たちだそうだ。
平成12年、当時の安心院町が独自の転作助成金を設置し、それを機にコメから大豆へ大規模な転作を行った。それも足並みそろえて「どうせやるなら全員で」と地区あげての行動だった。 このとき作付けした大豆は、糖度の高い品種として知られるムラユタカ。収穫した大豆は豆腐業1社と全量買い取り契約を結んだ。
今後、国産大豆の収穫量が大きく増えることはまずない。逆に減る可能性の方が大きい。国産大豆から離れるのであればともかく、国産大豆にこだわるとすれば豆腐業も、こうした安心院町のような農村を見つけ、元気な農村になってもらうことを考えねばならない。

紙吹雪が舞う中でオープンした「2012 第4回国際大豆食品加工技術および設備展覧会」
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