大豆雑学

生態系による大豆の分類

2007-5-9

現在、日本の大豆は開花までの日数と、開花から成熟期までの日数によって分類されている。一般に、早生品種は日長反応性が小さく、温度によって開花が促進される傾向が強い。このタイプの大豆は北海道に多く、九州でも極早生大豆として栽培される。一方、晩生品種は日長反応性が大きく、九州では秋大豆として栽培される。中間型大豆は両者の中間的特性を持ち、本州の主要品種はほぼこのタイプである。分類の基準を別表に掲げた。それぞれの代表的な品種を以下に示す。

Ia 3号早生、1号早生、金川早生
Ib トヨスズ、中生光黒、キタムスメ、トヨムスメ、キタコマチ、白鶴の子、ユウヅル、ワセスズナリ
IIa はしりまめ、ボンミノリ、コガネダイズ、ヒゴムスメ、白莢1号
IIb ワセシロゲ、ライデン、フクシロメ、農林2号
IIc ナンブシロメ、タチユタカ、ミヤギシロメ、スズユタカ、エンレイ、タチナガハ
IIIb 白八石
IIIc 納豆小粒、ナカセンナリ、タマホマレ、アキシロメ
IVc 丹波黒、フクユタカ、アキヨシ、トヨシロメ
Vc アキセンゴク、アソムスメ、ホウギョク
 大豆品種の生態系
- 夏大豆 中間大豆
Ia Ib IIa IIb IIc
開花まで
の日数
極めて短い
60日以下
短い
約70日
結実日数 短い
60日以下
中くらい
60〜80日
短い
60日以下
中くらい
60〜80日
長い
80日以上
- 中間大豆 秋大豆
IIIb IIIc IVc Vc
開花まで
の日数
中くらい
約80日
長い
約90日
極めて長い
100日以上
結実日数 中くらい
60〜80日
長い
80日以上
長い
80日以上
長い
80日以上
参考文献:有原丈二『ダイズ 安定多収の革新技術』(農山漁村文化協会)



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