豆腐百珍

木の芽田楽

2003-8-5
木の芽田楽写真田楽炉図

木の芽田楽は、湯を一杯に張った大盤(底の浅いタライ型の桶。半切ともいう)の中に豆腐を入れ、その中で切ったり、串に刺したりするとこわれなくてよい。豆腐は湯から出してすぐに火にかける。

みそは木の芽(山椒の芽のこと)みそで堅煉りの甘酒を少し混ぜるとよい。あまり多く入れると甘くなってしまう。

みそはなるべくその土地のみそがよい。青色を出したいときは白みそでほうれん草などを摺鉢でよくすり、布で漉して色水をとり、これをなべで煮立てて作る。

最近(注:天明年間)、新しく田楽炉が売り出されている(図参照)が座敷で客をもてなすのには便利だ。

田楽は江州目川(現在の滋賀県栗東市)や京北今宮(京都市の今宮神社)の門前茶屋で売られているのが有名だ。


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