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こんにゃく芋はジャガイモ同様に種芋から増やすが、成長には2〜3年かかる。春に種芋を植えると秋に生子ができ、この生子を1度収穫して翌春に再度植え付けしたものを1年生、その秋に収穫したものを2年生、さらに翌春に植えて秋に収穫したものを3年生という。生子から1年生で5〜10倍、2年生でさらに5倍以上に成長し、3年生では直径30センチメートルにもなる。こんにゃく作りには3年生が適している。
3年生以降はそれほど大きくならず、花が咲き、生子はできなくなる。低温に弱く腐りやすいため、収穫してから次に植付けるまでの保管が難しい。
生産は群馬で約90%を占め、あとは栃木、茨城など97%が北関東。消費は山形が最も多く、福島、福井と続く。寒い地域でよく食べられている。
昔はこんにゃく芋を生のまま、あるいはゆでて皮をむき、すり下ろしてこんにゃくを作っていた。近年はこんにゃく芋をチップ状の荒粉にし、それを細かく粉砕した精粉を原料にしている。荒粉にすると15%、精粉にするとさらに60%になるので、最終的にこんにゃく芋から精粉になるのはわずか9%しかない。
こんにゃくは精粉が3〜5%、水が95〜97%、残りが水酸化カルシウムなどの凝固剤。100グラム当たりにエネルギーが5〜7kcalの超低カロリー食品で、たんぱく質や脂質もゼロに近く、炭水化物2〜3グラム、ナトリウム微量。一方でカリウムとカルシウムが多く、食物繊維も白米1杯で約0.5グラム、玄米で約2グラムに対し、2〜3グラムと豊富に含まれている。
主成分のグルコマンナンは水溶性食物繊維で、血中の中性脂肪やコレステロールを排出する働きがある。プリプリした食感はグルコマンナンが凝固剤で固まったもの。この食感によって咀しゃく時間が長くなり、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ。保水作用があり、食べてから水分を吸収して大きくなるため、便量が増えて便秘を予防するほか、腸内の有害ながん物質などを排出し、善玉菌の増加につながる。さらに糖分を過剰に摂取しても、糖の吸収を穏やかにして血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンの節約につながる。
カルシウムとカリウムは高血圧の予防、骨粗しょう症予防、ストレス軽減の効果が期待できる。こんにゃくのカルシウムは酸に溶けやすく、体内に吸収されやすい。
セラミドは美容液に必ず含まれている。肌の保湿や美白に効果的で、メラニン色素を抑える働きもあるから、しみやそばかすを抑制できる。含有量はコメや小麦の約15倍。精粉から作るこんにゃくよりも生芋こんにゃくに多く含まれ、2週間ほど食べ続けると肌の潤いを実感できる。
こんにゃくは叩いたり、切り目を入れたり、スプーンなどで一口大に切って断面を大きくすると味染みが良くなり、おいしく食べられる。沸騰したお湯で2分ほどゆでると、臭いやアクが抜けて食感も良くなる。調理方法は自由自在。下ゆでの水や袋に入っている水に入れて冷蔵すれば約10日間は保存できる。
ダイエットは「やせる」イメージが大きいが、本来は食事療法のこと。健康で美しくいるためにはダイエットが必要で、余分なカロリーを取らないことが健康の秘訣。ご飯やパン、めん類、肉類など太りやすく食べ過ぎてしまう食品をこんにゃくで代用し、カロリーを調整したい。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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