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ブランドは時代とともに変化する。だから、トレンドを見極める努力が欠かせない。近年、消費者の関心が高まっているのは「地産地消」をはじめ、「食の安全・安心」「地域密着」。女性の心をつかむことも大切なポイントである。
らに危機管理を怠れば、ブランドは一瞬にして壊滅する。その例が、偽装によって廃業に追い込まれた「船場吉兆」。記者会見では言い訳に終始するなど、対応の悪さが批判を集めたが、東京や京都の「吉兆」の代表者らもテレビや雑誌で「迷惑している」と消費者目線で非難し、吉兆という共通ブランドを理解していなかったため、ブランドそのものが地に落ちた。
サントリーが京都の製茶の老舗、福寿園ブランドでペットボトル入り緑茶「伊右衛門」を発売し、大成功を収めたが、今後、福寿園のお茶が贈答用に使われることは少なくなるだろう。
最後に、こんにゃくのブランディングについて考えてみた。
まず、こんにゃくを食べると「きれいになる」「健康になる」など、ヘルシーさを徹底的にアピールすることが大切。現代の女性は「健康」「ヘルシー」「アンチエイジング」「痩せる」「ダイエット」「美肌」「若さ」といったキーワードに飛びつく。いずれもこんにゃくに当てはまるから、女性をターゲットにしてブランドを築くには、こんにゃくは最適の食材。製品にこうしたイメージを重ねてネーミングし、スイーツの包装形態を取り入れると良いかもしれない。そして消費者に届くメッセージを作成し、レシピや食べ方を提案すれば、売り上げアップにつながるだろう。
思いついたキャッチコピーは「近ごろ私は“週末コン”」。最近人気の週末ダイエットには、こんにゃくを食べよう——と促すもので、コンはこんにゃくと流行語の「婚活」の掛詞。こんにゃくを使った週末ダイエットは普及に期待が持てる。カロリーを気にして食事をする女性は多く、こんにゃくにヘルシーなイメージを強く持っているため、「食べても太りにくい」が非常に有効なキーワードになる。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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