こんにゃく横丁

平成20年度のこんにゃく原料需給実績

2010-3-4

(財)日本こんにゃく協会(橋場正和理事長)は、昨年12月16日に開催したこんにゃく原料需給安定会議において平成20年度(平成20年11月〜21年10月)のこんにゃく原料(生芋)需給実績を審議し、次のとおり承認した。

出席した関係者らの報告によると、生芋は平成19、20年と2年連続の不作だったため価格が上がり、農家の生産意欲は高かった。主産地の群馬の西部に位置する甘楽・富岡・安中などでは種芋不足から粗植のため、肥大率は良かったが、反収は上がらなかった。一方、北部の利根や沼田などでは種芋が不足するような状況にはなく、9月の干ばつ被害も少なく肥大率も良好で、収穫量は比較的多かったという。

「群馬の作況指数は108と発表されているが、こうした状況を総合すると、まだ統計数字は出ていないものの、西毛地域は減産といえるかもしれない。現在の生芋流通量から見ると、全体的にはそう多い量ではない」としている。

平成21年産の生芋は歩留まりが比較的良く、平年を少し上回るようだ。ただ過去20年ほどを振り返ってみると、群馬では面積も収量も減少していることが危惧されている。

今後の生産動向については、生産者の高齢化、無税の特恵輸入原料の問題、調製品の問題などに危機感を持っており、「これらの対策が必要だ」とした。

また群馬に次ぐ生産量の栃木でも、作付けが全体で減少している。夏場までは順調に推移していたが、9月に雨が極端に少なく、肥大が抑えられた。だが病害虫が少なく、作況指数は在来種で124%、あかぎおおたまで103%程度が見込まれている。

項目年度
20.11〜21.10
需要量
(消費量)
供給量
期初
在荷量
国内
生産量
春切り量
生産量
原料
(国内・輸入)
数量実績
282,400
(294,200)
85,200
(91,100)
246,100
(271,300)
4,000
(5,000)
製品輸入
数量実績
45,100
(46,300)
- - -
合計 327,500
(340,500)
85,200
(91,100)
246,100
(271,300)
4,000
(5,000)
前年比 96 94 91 80
項目年度
20.11〜21.10
供給量 期末
在荷量
通常
在荷量
備考
輸入量 供給量
合計
原料
(国内・輸入)
数量実績
24,600
(12,000)
359,900
(379,400)
77,500
(85,200)
22,600〜
96,000
消費量の8〜34%
1〜4月分
製品輸入
数量実績
45,100
(46,300)
45,100
(46,300)
- - -
合計 69,700
(58,300)
405,000
(425,700)
77,500
(85,200)
- -
前年比 120 95 91 - -

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