納豆横丁

納豆の中の非必須アミノ酸

2007-10-3

アミノ酸には20種類あり、体内で合成できない必須アミノ酸9種類(バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、ヒスチジン)については前回触れた。今回は、体内で合成できる非必須アミノ酸の11種類(アルギニン、グルタミン、グルタミン酸、アラニン、セリン、アスパラギン、アスパラギン酸、チロシン、システイン、プロリン、グリシン)を表にまとめた。

いずれも体内で合成できるとはいえ、納豆にも含まれている。グルタミンは、代謝性ストレスなどによって、体内での生合成量では不足することもあり、準必須アミノ酸として扱われる場合もある。

非必須アミノ酸の主な働き
アルギニン 血液をサラサラにし、動脈硬化を予防。病気にかかりにくく、傷の治りの早い体を作る。
グルタミン 免疫力を高め、胃の粘膜を丈夫にする働きがある。
グルタミン酸 脳の機能を高める作用がある。グルタミン酸が高分子化したものが、ポリグルタミン酸。
アラニン 肝臓の健康に欠かせない。肌の美白作用もある。
セリン 体内脂肪の有効利用に役立つ。
アスパラギン 免疫力を強くする上で効果的。
アスパラギン酸 脳内で神経伝達物質の原料となる。疲労に対する抵抗力も高める。
チロシン 神経細胞の材料となり、情報伝達をスムーズにする。結晶化すると納豆の表面に現れる。
システイン 肌の美白作用で知られる。皮膚に黒いメラニン色素が発生するのを防ぐ。
プロリン 皮膚などを構成するコラーゲンの主成分。肌の老化を防ぐ。
グリシン 肝臓での解毒作用を高め、細胞の老化を防ぐ。
参考文献:永山久夫『納豆万歳』(一二三書房)

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