最新記事
- 地大豆とは何か?(2012-2-7)
- 焼き豆腐の“形”の変遷(2012-2-7)
- リゾープスについて(2012-2-7)
- 平野蒟蒻(2012-2-7)
- 納豆チャーハン(2012-2-7)
平成20年4月より、厚生労働省の指導のもと、40〜74歳の人を対象とした「特定検診・特定保健指導」、いわゆる“メタボ検診”が始まった。企業の健康保険組合や、国民健康保険を運用する市町村に実施が義務付けられている。
メタボとは、メタボリックシンドロームのこと。これは、運動不足や高カロリー食の常食など不健康な生活習慣によって内臓に脂肪が蓄積した結果、様々な生活習慣病が引き起こされた状態を指す。具体的には内臓脂肪の蓄積によって代謝の異常が発生し、高血糖や高血圧、脂質異常(高脂血症)が発生すること。メタボ状態を放置し続けると、脳卒中や心疾患、糖尿病の合併症などのリスクも高まる。つまり、生命の危険にさらされたり、QOL(生活の質)が著しく低下したりする事態を招いてしまうということで、その意味ではメタボ段階で自身の健康状態を改善することが転ばぬ先の杖となるのである。
現行のメタボ検診では、下記(1)の腹囲の診断基準に該当し、なおかつ下記(2)のA〜Cのうち、2つ以上に該当するとメタボリックシンドロームと診断される。
もし、この診断に当てはまるなら、医師や保健師、管理栄養士などから生活習慣などに関する指導を受けなければならない。前述したように、メタボリックシンドロームを長期にわたり放置しておくと、生活習慣病のリスクが高まり、最悪の場合、命にかかわる疾患にもつながりかねない。健康上、メタボは決して軽視できない状態だといえる。
実は、メタボと診断されると健康だけでなく、家計にも打撃を与える可能性が出てくる。メタボ検診の結果、メタボ、、あるいはメタボ予備軍と診断された場合は保健指導が義務付けられるが、今後5年間、状況が改善されなかった場合、健康保険組合などには負担金が課せられる。また、検診や指導の受診率が低い場合も健康保険組合や自治体にペナルティが発生する。そうなると、健康保険組合の財政が苦しくなることも十分に考えられ、その結果、メタボ、あるいはメタボ予備軍の人の保険料がアップすることも十分に考えられる。それを防ぐためにも、メタボの危機に直面している人は一刻も早く脱出すべきなのである。
メタボの予防、改善に役立ててほしいのが、日本古来の伝統食である納豆。50グラムで100キロカロリーと低カロリーな上、様々な栄養素がバランス良く含まれており、ヘルシーな食品だといえる。メタボ対策に有効な納豆に含まれる成分を順に見ていこう。
ポリアミン:納豆に豊富に含まれるポリアミンは、生活習慣病の原因である血管内の炎症を抑制する。加齢によって体内のポリアミン濃度は低下するが、納豆などの高ポリアミン食を摂取することで血中のポリアミン濃度は高くなる。目安としては、1日に納豆1パック(50グラム)で十分。それよりも、血中ポリアミン濃度を高めるには、長期間の納豆摂取が重要であるとされている。
ビタミンB2:糖質、脂質、たんぱく質などの代謝を促進するビタミンで、不足すると皮膚や粘膜が敏感になり、口内炎などができやすくなる。ビタミンB2は主に動物性食品に多く含まれているが、植物性食品では納豆に豊富に含まれている。納豆1パック(50グラム)を食べれば、1日の所要量をほぼ満たすことができる。
不飽和脂肪酸:納豆には不飽和脂肪酸が豊富に含まれている。不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす作用がある。その結果、生活習慣病やメタボの予防にも役立つ。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
[ » 記事全文(トピックス) ]

社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
[ » 記事全文(書籍紹介) ]