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フランス人は肉や乳製品などの高脂肪食を多く摂っているにもかかわらず、心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化による病気が少なく、“フレンチ・パラドックス”と呼ばれている。その要因はワインが有力とされているが、WHO(世界保健機関)では心筋梗塞、脳梗塞を防ぐために過度の飲酒を禁止事項として挙げている。ビールならビン約2本、ワインなら300ミリリットルを適量としている。
これはフレンチ・パラドックスに対立する考え方であり、あくまで仮説の域を出ないが、本当のフレンチ・パラドックスの要因はワインでなく、別のものにあるかもしれない。その一番手に考えられるのがチーズで、チーズにはポリアミンが多く含まれているからである。
動脈硬化を進行させる生活習慣病や老化の元凶は、血管内の炎症と考えられている。その炎症を抑えるのがポリアミン。つまり、血中のポリアミン濃度が高ければ炎症は抑えられ、動脈硬化のリスクも軽減できるのである。
ただ、加齢とともにポリアミンは体内で生産されなくなり、血中濃度は低下していく。しかし、自治医科大学さいたま医療センター臨床医学研究所の早田邦康准教授によって、ポリアミンを多く含む“高ポリアミン食”を摂取すれば、年齢に関係なく、血中ポリアミン濃度が上昇することがわかっている。具体的には約2か月間、納豆を毎日1〜2パック食べ続けることで、人間の血中ポリアミン濃度は有意に上昇した。また、早田准教授のマウスを用いた実験により、普通もしくは低ポリアミン食を与えたマウスと比べて、高ポリアミン食を与えたマウスの方が統計学的にみて有意に長生きしたことが明らかになった。
このことから、高ポリアミン食を食べ続けると血中のポリアミン濃度が上昇し、マウスと同じ哺乳類である人間も血管の炎症を予防し、アンチエイジング効果が期待できるというわけである。日本は世界的な長寿国だが、その要因の一つはポリアミンを多く含む納豆にあるかもしれない。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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