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健康食の代表格の一つが納豆だといっても過言ではない。昔から納豆は体に良く、長寿食だと経験的にいわれてきた。
東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学部門の宮崎徹教授らの研究によって、また一つ、納豆がヒトの健康に寄与することが明らかになってきた。日本人の死因の第2位と第3位は心疾患と脳血管疾患であり、これらの疾患を減少させることで平均寿命は延び、生活の質(QOL)も高まると考えられる。
心疾患と脳血管疾患は、いずれも動脈硬化の進行によって起こる、その動脈硬化は白血球の一種「マクロファージ」が蓄積し、それが炎症を起こすことで進行していくと考えられている。マクロファージが死滅すれば、動脈硬化は進行しない。マクロファージは自ら「AIM」という自分を守る遺伝子を作りながら生きながらえているため、AIMが産生できなくなれば、死滅してしまう。つまりマクロファージの命綱はAIMで、そのAIM遺伝子の産生を抑え、動脈硬化を防ぐ効果が納豆にあることが動物実験で明らかになったのである。
厚生労働省の調査によると、平成18年における日本人の死因の1位は悪性新生物、つまりがんで32万9,198人、2位は心疾患で17万2,875人、3位は脳血管疾患で12万8,203人だった。割合でみると、がんが30.4%、心疾患が15.9%、 脳血管疾患が11.8%になる。
1位のがんに対しては、昨年から厚労省が「平成21年度がん検診50%推進大会」など、がん検診の重要性を訴えるなどの活動を行っている。また、心疾患や脳血管疾患は動脈硬化の進行が原因で発生するため、厚労省は動脈硬化の進行によって起こるメタボリックシンドロームの検診を義務化し、当該者には食事や運動指導を行ってきた。だが、その効果はあまり芳しくない。死因2位の心疾患と3位の脳血管疾患を合わせると30万1,078人となり、1位のがんに近い数になる。動脈硬化を防ぐことができれば、日本人の平均寿命はもっと長くなり、健康的な生活を営むことができる。
動脈硬化の原因は、一般的には「コレステロールの過剰摂取により、血管内に悪玉(LDL)コレステロールが蓄積され、それが活性酸素によって酸化、酸化LDLとして血管壁に付着し、血管がふさがっていく…」と考えられているが、実際には酸化LDLを異物と認識した白血球の一種であるマクロファージ(大食細胞)が酸化LDLをどんどん食べ、泡沫化し、膨れ上がった酸化マクロファージが血管内に蓄積し、血管内は細くなっていく。それに加え、マクロファージは炎症性物質を放出し、血管に悪影響を及ぼす。つまり、マクロファージの蓄積と、それによる炎症が動脈硬化の真の元凶だといえるのである。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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