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1974年に公開された舛田利雄監督の映画『ノストラダムスの大予言』の一場面、丹波哲郎が演じる主人公の環境研究所所長が娘とその恋人を交えた食事の席で、湯豆腐が供せられる。娘の恋人は湯豆腐をおいしそうに平らげるのだが、所長は彼に対して「この豆腐の中には染色体異常をひき起こすAF2が入っている」と警告を発する。このAF2(ニトロフラン誘導体、アクリル酸アミド、フリルフラマイド)こそ、トフロンという商品名で知られ、9年間にわたって使用されていた殺菌剤だが、食品添加物の指定を昭和49(1974)年9月に削除された。
昭和40年前後、大手スーパーが全国展開を始め、豆腐の包装化が急速に伸びるだろうという予測の下に、豆腐を長期保存食品に変えようとして採用されたのがトフロンだった。ところが豆腐の保存を目的として作られた殺菌料であったのに、保存性が良くなかった。トフロンは大豆中のたんぱくと結合して失活するため、トフロンを十分に添加しても時間の経過とともに消失していたためである。しかも1kg当たり0.005g、5ppmという使用基準が設けられていたにもかかわらず、全国各地の豆腐製造業者から皮膚疾患の訴えが相次いだ。ニトロフラン系の合成化学物質は発がん性を持ち、食品添加物のうちでも極めて毒性が強かったのである。
AF2製法は、ニトロフリルアクリル酸をアミド化して製する。この元になるニトロフランとアクリル酸アミドの毒性は以下のとおり。

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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