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遺伝子組み換え大豆は除草剤耐性がよく知られているが、通常の大豆に除草剤の「グリホサート」を散布すると内部に入り、たんぱく質を作るアミノ酸をブロックして作らさなくする。ところが、アミノ酸を作る酵素を持つ微生物の遺伝子を大豆に組み入れることで、グリホサートを散布してもたんぱく質が作られるようになり、大豆は生きていける。これが除草剤耐性の遺伝子組み換え大豆である。人間の体に影響があるかといえば、多分ないと思う。生態系への影響を解決できれば、基本的には問題はない。
現在の遺伝子組み換え作物の生産状況を見ると、米国が圧倒的に多く、次いでアルゼンチン、ブラジル、カナダ、インド、中国と続く。米国ではトウモロコシの80%、大豆の92%が遺伝子組み換えである。日本が輸入する遺伝子組み換え大豆は主に飼料用で、食品用はないが、まったく人間の口に入らないかといえば疑問が残る。
また、大豆は代表的なアレルギー食品。アレルギーを起こす原因物質のアレルゲンは1種類だけなら除去することも可能だが、たくさんあるため現実には難しい。そこで厚生労働省は発生率の高い7品目に表示を義務付け、また11品目には表示を推奨している。この推奨品目に大豆は含まれる。
大豆には15種類のアレルゲンが存在し、その中で重要なたんぱく質は7Sの「Gly m Bd 30K」と「Gly m Bd 28K」。30Kには65%、28Kには23%の人が反応する。大豆食品中には、凍り豆腐、湯葉、きな粉、油揚げ、絹ごし豆腐、木綿豆腐、豆乳の順に多く含まれ、納豆、みそ、しょう油などは発酵過程で分解されるため含まれない。
豆腐は絞り工程で食物繊維のおからが取り除かれ、また水さらしの工程でビタミンやミネラル、オリゴ糖が除かれてしまい、大豆そのものの機能性が一部失われている。
そこで岡山の豆腐メーカー、梶原食品が考案し、研究を進めているのが、紫落花生(ピーナッツ)豆腐である。
紫落花生は南米原産のマメ科の1年草で、紫の色素成分は水溶性のアントシアニン。黒豆やブドウの果皮に含まれ、抗酸化、抗アレルギー、抗肥満などの機能が期待されている成分で、この紫落花生を加えて豆腐を作ると、水にさらしてもアントシアニンはほとんど抜けず、新しい機能を付与できる。官能評価も高く、商品化を期待している。(完)

ホテルグランヴィア京都で開かれた京都府豆腐油揚商工組合の新年懇親会。
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社史を読むだけでも永持孝之進名誉会長経営哲学が見える1冊。
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